幼いころから歴史が好きで、将来は忍者になりたいと願っていたが、忍術修行の厳しさに気づいて挫折。その後、文学青年になり、物書きに憧れたが、特に書きたいこともないと気づいて挫折。
大学ではフランス文学を専攻。一向に就職意欲がわかず、江戸時代の私塾に憧れて在学中に国語専門塾を開業。10年以上にわたって子どもに読み書きを教えながら楽しく暮らしていたが、たまたま足を踏み入れた神田香織の講談教室で講談と出会う。
2016年5月神田香織に入門し、講談協会の前座見習となる。同年8月から前座。6年間の前座修業を経て、2022年9月二ツ目に昇進。
2023年3月には東京都認定のヘブンアーティストとなり、都内各地で毎月の辻講釈を開始。
失われた古典の復興と独自の新作に積極的に取り組み、講談を現代の身近なエンターテインメントにするために奮闘している。 |