皐月の宵には星空を
23日の「シェイクスピアの日(命日で誕生日とも推定されている)」に、僕たち"雑司が谷の森"のホームページが始まりました。「シェイクスピアの日」が、僕たちの会の新たな記念日ともなりました。
ホームページ開設によって、日本の、東京の、そのまた一角の雑司が谷で、シェイクスピアの原文を読み込んでいる社会人たちの存在が、広い世界に知られるようになります。 IT時代では、ホームページを持たないグループは、活動していないと同じだと、アドバイスされたことがあります。宮垣 弘さんのご協力で、「雑司が谷 シェイクスピアの森」が、世界に向けてメッセージを発信できるようになったことを、嬉しく感じるとともに、その責任と今後の更なる知識吸収の必要性を、今、痛感しています。ホームページにアクセスしてくれる人は、"VISITOR"であり、案内するのは僕たち"FORESTER"の役割です。これからはメンバーひとりひとりが、まさにその"FORESTER(森番)"となって、訪れた人たちを満足させられるような"庭"や"林"を作って、丹精をこめて僕たちの"森"、「シェイクスピアの森」を作っていきましょう。
ロンドン在住の鈴木真理さんも、定期的に寄稿してくださります。本場イギリスの息吹を取り込める、貴重な情報を発信していることに誇りを持つとともに、ぜひ皆さん自身も耳を傾けて感性を磨いてください。
16世紀、「夏の夜の夢」では、パックが地球を一周するのに45分かかりましたが、21世紀の今日では、僕たちは瞬時に地球を回ってそしてその素晴らしさを自分の中に 取り込むことができます。それがIT社会です。
僕たちのこれからの課題は、発信する全ての情報を共通語である"英語"にすること。 そうすれば、世界中から注目されるグループに、きっとなれます。期待しています。乾杯!
(はーなむ No.708 から)
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