昔なじみの希望と恐怖の双子をまたもや孕み、
僕は君によく尋ねたものだった。君はどこにいて、
恙無いか、僕が手紙をもらえる望みあるだろうかと。
僕は、ずる賢い乞食が通りで目を凝らして
施し物をする人の手や目の動きをじっと見つめるように、
そうすることで、いつもなにがしかの希望を抱いていた。
そして今やっとのことで、君の恵みを受けて、君の手紙を読み、
死んでいた肉体が再び起き上がり、
腹をすかした君の哀れな男はたらふく食べることができた。
このご馳走の後で、僕の魂は感謝の祈りを捧げ、
君を褒め称え、夢中に君への愛で抱きしめた。
だが、この場合、君への愛は
大食漢のようなもので、食事の最中にも、
食べれば食べるほど、もっと食べたいと言うのだ
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