急げ、がさつな詩よ、おまえのできの悪い脚韻が
許す限りの速さで、僕を苦しめるものであり喜びでもある彼の処に。
足や、理性をもった魂、それに話すための舌を与えたのに、
おまえは軟弱だ。
僕のために弁じるのだ、そうすればおまえと僕の努力は報われ、
僕はおまえの創造主となり、おまえは僕の救世主となる。
行って彼に告げよ、地獄の場所や地獄の苦痛がどんなものであるか、
すべての質問は答えられ、片がついたと。
そして我々の地獄とは、少なくともこの地上に住んでいる限りは、
彼が不在であることを意味するのだと定められたのだ。
つまり地獄とは今僕がいるところだ。通りという通りには
疫病が追い回し、襲いかかり、待ち伏せている。
僕が生きようと死のうと、僕の愛を伝えるのは君であり、
君は僕の保証書だ、でないとすれば、僕の遺言である。
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