友人として僕は君の詩の完成度を羨ましく思う。君の詩は
我々の身体と同じく、すべての元素がそろっている。
その詩の中にはわずかばかりの「土」があり、そこは
あらゆる芳しい花の種が蒔かれた香り豊かな庭園である。
その詩の中には優しい「火」があり、
僕を溺れさせる悲しみの涙を乾かしてくれる。
すべてのことを馬鹿にして書くことを僕に促した諷刺の火を
半ば消したのは、君の詩にある「水」。それで僕は君を称賛するのだ。
そして「空気」が朽ちた壁の虚ろな
空洞を満たすように、僕の心の虚しさを満たしてくれる。
君の詩に驚き、感動して、この詩は生まれたが、
それは、君の詩を下手にはね返す木霊に過ぎない。
ああ、僕は死んでいたが、君の詩が新たな命を与えてくれ、
君の詩によって、まさに生き返ったのだ。
【訳注】
この詩は1912年、グリアソンによって初めて出版された。
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