わたしたち二人が一体でないことは認めざるを得ない
二人の愛が分かつことのできない一つのものであっても
だからわたしについてまわるこの汚名は
きみの助けなしで、わたし一人で負わなければならない。
わたしたち二人の愛には一つの関心事しかないが
わたしたちの人生には二人を引き裂く悩みの種がある
それは一体となった愛の力を変えることはないが
愛の喜びから大切な時間を盗んでいく。
今後、公にきみと挨拶を交わすことは許されない
わたしの嘆かわしい罪がきみを辱めることになるから
きみも人前でわたしに親切に振る舞えば
きみの名声からその名誉を奪うことになる。
だが、そうしてはいけない。きみへのわたしの愛はとても強く
きみはわたしのものであり、きみのよい評判もわたしのものとなる。
Let me confess that we two must be twain,
Although our undivided loves are one;
So shall those blots that do with me remain,
Without thy help, by me be borne alone.
In our two loves there is but one respect,
Though in our lives a separable spite;
Which, though it alter not love’s sole effect,
Yet doth it steal sweet hours from love’s delight.
I may not evermore acknowledge thee,
Lest my bewailed guilt should do thee shame,
Nor thou with public kindness honour me,
Unless thou take that honour from thy name:
But do not so; I love thee in such sort,
As thou being mine, mine is thy good report. |