ケストナーの原作をもとにした子供向けに書かれた音楽劇だが、大人も十分に楽しめる。 劇団四季のために書かれたほぼ半世紀前の作品だが、そこに書かれている子供たちの未来を憂える社会問題は今なお古びてはいず、社会風刺、批判精神がたっぷりと込められている。 総勢15名の出演だが、知っている俳優は立川三貴だけだった。 上演時間は90分。
作/井上ひさし、演出/田中麻衣子 1月27日(日)12時開演、新国立劇場・小劇場、 チケット:(S席)5000円、座席:C6列8番