高木登 観劇日記2018年 トップページへ
 
   文学座公演 『女の一生』                 No. 2018-037
 

『女の一生』を初めて観たのは、2015年3月、三越劇場での公演で、その時の布引けいは平淑恵で、この時の主だった配役で今回と異なるのは、総子役が松岡依都美だった以外は、今回のキャスティングと同じであった。
その時の観劇日記には、平淑恵の布引けいについては、素晴らしいものであったと感想に記している。
杉村春子から引き継いだ平淑恵の後を山本郁子が引き継いだのは2016年からというが、東京の本公演で観るのは今回が初めてで、その他の出演は、赤司まり子(堤しず)、大滝寛(伸太郎)、上川路啓志(栄二)、前東美菜子(総子)、松山愛佳(ふみ)、石川武(章介)、鈴木弘秋(野村清三、刑事1)、他であった。
けいの周辺人物である夫の伸太郎を演じる大滝寛、その弟栄二の上川路啓志、そして義理の叔父である章介の石川武が今回特に印象深く感じた。
上演時間、途中休憩15分を挟んで2時間45分。


作/森本 薫、補訂・演出/戌井市郎、演出補/鵜山 仁
10月26日(金)13時30分開演、紀伊國屋サザンシアター、
チケット:A会員、座席:5列7番


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