<チラシのキャッチコピーより>
"明治大学シェイクスピアプロジェクト(MSP)
第16回公演『ローマ英雄伝』を脇道から描く短編3本の一挙上演"
● 其の壱 リーディング公演 『三月の15日め』 作/イノウエマサル
現代の若者風の言葉に翻案したシェイクスピアの『ジュリアス・シーザー』のパロディ。
ローマに凱旋するシーザーを迎える場面から展開していくところは原作と変らず、異なっているのはそれを迎える大工の若者を含む4人の朗読者の台詞が現代の若者言葉に置き換えられている。
● 其の弐 読上(リーディング)歌舞伎 『自由太刀余波鋭鋒』(じゆうたちなごりのきれあじ)
Text 坪内逍遥、補綴/井上優、演出/西村俊彦
「其の壱」に続く逍遥の『自由太刀余波鋭鋒』を7人で朗読。
楽しみにしていた企画であるが、この処の体調の具合(脳梗塞の発作)で聴いていながら意識が飛んでいたらしく、内容の記憶がまったく残っていない。
● 其の参 一人芝居ミュージカル短編集より 『クレオパトラ 紀元前31年の恋パナ。』
作・演出/西村俊彦、作曲/伊藤靖浩
ダブルキャストで、自分が聴いた回では柳下花恋による一人芝居。
『アントニーとクレオパトラ』のアクティウムの海戦の場面で、ハムレットの「生きるべきか、死ぬべきか」をもじった台詞を独白しながら、クレオパトラがアントニーを捨ててオクテーヴィアス・シーザーを選ぶかどうか迷う場面をミュージカル仕立てにした作品。
今回の企画はチラシのキャッチコピーにあるように、11月の明治大学シェイクスピアプロジェクト『ローマ英雄伝』の前奏曲とでもいうべきもので、『ジュリアス・シーザー』と『アントニーとクレオパトラ』を、オリジナルのパロディと坪内逍遥の潤色、そしてまったくの創作劇とで一つの作品としてまとめあげたものであった。
3作通しで、上演時間は90分。
9月8日(日)13時開演、神保町・駿河台下スタジオ
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