高木登 観劇日記2016年 トップページへ
 
   シェイクスピア・シアター公演 『間違いの喜劇』    No. 2016-061
 

およそ2年ぶりにシェイクスピア・シアターの公演を観た。
白いボールと半仮面の使用と、再会の場の大円団で全員が仮面を外すのは従来通り変わっていない。
二組の双子の兄弟のキャスティングは、基本的には一人で兄・弟を演じ、二人が同時に出る場面だけ弟役が別に現れる。アンティフォラス兄弟に藤井映伍、その弟役は梅木懐、ドローミオ兄弟に高山健太、その弟役に田中麻未と村岡亜由美のダブルキャスト。
藤井映伍と高山健太、それにネルと商人を演じた三田和慶は、若手(もう若手とは言えないが)としてこれまで見守って来ていたので健在であったのが懐かしく、嬉しく思った。
シェイクスピア・シアターを観る楽しみの一つに、この若手の成長を見る事があったが、近年、文学座からの外部出演に押されてシェイクスピア・シアターらしさが感じられなくなっていたのでしばらく足が遠のいていたが、こうして生え抜きの座員が頑張っているのを見ると安心した気分になる。
その他の出演者として、イージオンに牛尾穂積、エドリアーナの鷹野梨恵子、ルシアーナに伊藤安奈など。
上演時間は、休憩なしで1時間45分。

(訳/小田島雄志、演出/出口典雄、12月11日(日)14時開演、俳優座劇場、
チケット:(ジャンジャンシート)1000円、座席:14列13番)

 

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